先日到来した台風9号・10号は日本各地に豪雨被害をもたらしました。全国のいたるところで避難指示や勧告が出されるなか、パチンコホールによる「駐車場の無料開放」が実際に行われ、地域の皆様に安全な避難場所の提供が行われた例があります。特にSNS等でも話題になったのがこちら。
佐賀新聞によりますと、二年前の佐賀豪雨に比べ、車両の水没被害が大幅に減少したとの事。車両販売店の問い合わせベースではなんと1/10になったとの事で、その理由として「パチンコ店の立体駐車場開放」があるようです。先の報道では今年4月に佐賀県と佐賀県遊興が「災害時に立体駐車場を活用する協定」を締結しており、今回の集中豪雨ではその協定に則る形で14店舗2600台分の駐車場が開放。実際に230台の利用があったそうです。
さらに広島ではこんな取り組みがありました。
>>遊技通信「成通が広島市内の店舗駐車場を一時避難場所として開放」
災害時の駐車場利用に関する協定を広島市と結ぶお店が、大雨特別警報が発令された13日から15日までの間立体駐車場を無料開放し、実際に近隣住民の皆様からの利用があったとの報道です。
両者とも「実際に駐車場開放がなされ」、そして「実際に地域住民の皆様の利用があった」という点で共通しています。特に佐賀県に関しては利用者数も多く開放も大規模なもので、行政と連携しつつ実際に防災拠点としてパチンコホールが効果的に利用された象徴的な例になりました。
防災拠点ネットワークへの登録、あるいは行政との連携の輪は各地に広がっており、7月に埼玉県狭山市が市内のホールと「災害時における施設の使用に関する協定」を締結。6月には大分でも同様の締結が結ばれています。台風シーズンはまだ半ば、みなさまも万一に備え、お住いの地域のホールがどういった取り組みをしているか、一度確認してみるのも良いかもしれません。
内閣府の国土強靭化計画に推進協力する形で、
日本全国にあるパチンコホールに協力・加盟頂き、
防災拠点として地域住民への案内のサポート、
もしもの時の為に災害対策品、
備蓄品などの設置のサポートを行っています。
全国の協力加盟施設とともに
「強くて、しなやかなニッポン」を推進していきます。